ゴルフ歴40年以上、キャメロンを初めとし有名ブランドのパターはほぼ使ってきた。形状もピンタイプ、マレット、ネオマレット、L字、通称キャッシュイン等々。パターイップスになって20年、1m前後はバックスイングしようとしても体が固まって中々動かない、足が震える。
アプローチが良くても入れごろ外しごろが全て外れる。その上3パット4パットもある。最近余りにも短いパットにパンチが入るようになり特にひどくなってきたので、ネットで色々調べていたらマーク金井氏が開発したこのパターが目に止まった。半信半疑ながら藁をもすがるつもりで思いきって購入。構えると自然とハンドファストになるので今までとは違和感があるため、ラウンド前に何度も練習場の人工グリーンで練習した。昔からフォワードプレスして優しく打ちたかったが、フェースの向きが分からなくなるので、本番では出来なかった。このパターはハンドファストに自然となるので、フォワードプレスした状態でバックスイングできる、目から鱗であった。競技で使った。 最初3パットなし、1パット6回の30パットで自分としては大満足。次のグランドシニア月例では3パットなし、1パット11回の25パットでベスグロ。何よりも下りのラインの距離感が抜群に良くなったこと、ショートパットにパンチが入らなくなったことです。
パットに悩みのある人は多いと思いますが、私を含めて先入観や固定観念に囚われないことも一つの打開策だと思いました。