ケプカ使用球ということで、最近よくCMも流れていますね。

アイアンのスピン量を最適化するというか、スピンを増やすという
珍しいコンセプトのボールですが、3ラウンド程してきました。

去年販売したときは、試験販売だったようですが
今は分かりません。　私はUSモデルを購入しましたが、
USでは通常販売になっているようです。

現在のエースは　ZStar XVなので、主にそれとの比較になります。
まず飛距離はほぼ変わりませんが、気持ちXVの方が飛んでいる
感じがします。同じホールで両方打ったわけではないので
コンディション等違いますが、ホームコースでの比較です。

アイアンのスピン量が増えるとの触れ込みですが、
ドライバーも含め増えている印象です。
アイアンだけでなく更け上がっている感じというか、
打球がいつもより高く上がっていました。
打感・打音は正直差を感じません。　両方良い感じです。
パットのタッチも大きく変わらずといったところでしょうか。
カバーの耐久性も昨年まで使用していたTour-BXには劣りますが
良い方と思います。　XVと同等です。

USモデルですが、◆はやや高いのでXVとのエース交代は
ありませんでした。

私の腕前ではXVとの価格差を埋められることが出来ず
アイアンだけスピンが増えるといったことも実感することは
出来ませんでしたが、XVに匹敵する素晴らしいボールで
あることは間違いないと感じます。

☆打感
スリクソンXVやブリヂストンXのような硬い打感。パターもカチッと音が鳴る硬さ。パター合わせでいくとインサート系の方の方がタッチは合うかと思います。（削り出しのパターでも試したことありますが、ミスヒットした時いやーな感触残ってその後のパットに影響が出ました）

☆飛距離
ドライバーは他X系のボールとトータル距離はほぼ変化感じないくらいに飛びます。個人的な見解としては、最近流行りの「低スピン系」のヘッド×シャフトを使っている人などは結構合うかもしれません。自分もSim2×黒ベンタスを使っていてフェードは2400回転くらいなものの、ドローだと2000回転下回ってしまいボールが上がりきらない、安定感に欠けることがありました。
が、このボールだとX系より100-200回転くらいスピン入るので適正値のボールが出るようになりました。

アイアンは言わずもがな。i59の4鉄で打っても通常営業グリーンならボールマークから2-3m、すごい時には1m圏内に止まっています。4以上のロングアイアンやアイアン型UT使っている方で190-210止めたいといった高ーい理想をお持ちの方にはハマるかもしれません。一方、マッスルで打ってもProV1やブリヂストンXSなどのようにPWで戻りすぎるといったことはないです。なので個人的にはキャリーで計算しやすいなと思っています。

ウェッジは自分自身引き出しそんなにないので語れませんが、2バウンドでしっかり減速する位のスピン入るので通常営業グリーンで困ることは無いと思います。

☆コスパ
残念ながら、型落ちなどはないのでなかなか安くは買えないです。ただ、人と被ることがほぼ無いのでそこはおすすめ。

2スリーブ購入して、1ラウンド使用した感想です。
ドライバーはスピン量そこまで多くなく、飛距離性能は問題ないです。
ウェッジのスピンは同社のZ-STARやブリヂストンのツアーXS、タイトリストのPRO V1程じゃないけど、充分かかります。
そして、メーカーが謳ってるミドル〜ロングアイアンのスピン量ですが、ある程度球をしっかりと打てる人ならかなり体感できます。
アイアンで打つとめくれる球が打てます。最近のボールは棒球系のボールが多いので、面白い球筋だと思います。
試験販売との事なので、エースボールに出来ないのが残念ですが、無くなるまでは使い続けようかなと思います。